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Last Update 2013.4.13 About This Site   Site map    Mail  
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ピースキャンドル


アメリカのイラク侵攻最終通告以来、世界中で平和のキャンドルが灯されています。
ここ福岡でも、アメリカ領事館横や警固(けご)公園にてCHANCE福岡や ピースアクションふくおか、非戦の傘・・  さまざまな団体・個人の呼びかけによるピースキャンドルが、今も継続して行われています。

想像してみてください。
平和を求めるこの小さな灯火が、世界中の至るところで輝き、 地球の自転とともに、地球の闇を照らしてゆく様を・・・
みなさんも、どうぞ参加してみてください。


今の気持ちを分かち合うこと

警固公園でのアクションでは、ロウソクを灯す以外には、特になにもしません。 各自が想い想いのスタイルで時を過ごしました。じっと灯火を見つめるもよし、街に繰り出すもよし・・・
しばらくたった後は、もう一度集まって気持ちをシェアし合う時間をもちました。
「何ができるかわからないけど、じっとしていられない」 「何かがおかしい、何がおかしいかわからないけど」 「戦争が起こらない社会構造にしなくては・・・」 「今回のようなロウソクを灯す行為を見て、多くの人に大切なことを気づいてほしい」
ロウソクを灯した後、今の気持ちシェアする時間はとても良かったです。


はじめの一歩は、歩きやすいほうがいいよね!

通算6日間の開催となった警固公園でのピースキャンドル、そして今も行われている 大濠でのピースキャンドルには、これまで反戦運動や社会活動に参加していなかった人も、 多く参加してくれているようです。
デモには抵抗があって参加出来ないけれど・・・

そんな人が、どうしたら意思表示の一歩を歩み出すことができるのでしょうか。 多くの人が「戦争反対」と思っていても、なかなか表立った行動で表すことが できないために、社会的なムーブメントとならない現実があります。 でも、ピースキャンドルのように、そっとロウソクを灯すだけなら、多くの人が参加できるようですね。
これまでの「デモ」に象徴される平和運動は、やっている人と見ている人の 距離がありすぎたような気がします。 「平和運動は自分達とは違う人たちがやること」みたいな。

911以降「自分も何かやりたいけど、何をしたらいいのかわからない」という声を 多く聞きますが、デモみたいな行動には抵抗がある・・・
そんな人たちが、それぞれの表現方法で参加できるような、 さまざまなイベントがあればいいなと思うのです。 まずは参加してみること!そうすれば、そこから見えてくることがきっとあるはず。
はじめの一歩を歩きだす事がとても大切で、そのためにも イベントの多様性と参加のしやすさがポイントだと思います。 このピースキャンドルは、市民活動の裾野を広げたんじゃないかなと思います。


それぞれの役割

こうやって、世界中で数百万、数千万の人々が 平和を求めて心を一つに合わせるということが、 人類史上かつてあったでしょうか?
そう考ると、悪者も善人も、この地球上に生かされている限り、 人それぞれの役目があるのだなぁと思います。
ブッシュ大統領、フセイン大統領も、人類を一つの大きなものにするために 今は悪者として役割を演じているのかも知れませんね。

世界中で起こる悲惨な出来事、その犠牲となる人々・・
残された人は、その現実の事象から、大切な事を 気づいていくことが必要なのでしょう。

願わくば、多くの人が内なる平和に目覚め、 次の戦争をおこさせない力となりますように。



 Global Vigil for Peace




参加者が持参したメッセージの回りに。ともし火をそえる。(警固公園)





各自が自由に灯火と向かい合った後は、参加者同士で、今の気持ちをシェアしあう。(警固公園)





ピースマーク。通りかかりの人にロウソクを灯してもらい、ピースマークの文字を完成させる。




アメリカ領事館横(大濠公園)でのキャンドルアクション
NO WARの文字の周りには、300名もの人たちが。


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